孤独の人。

バンドマン、小説家、芸人…あらゆる道を目指しては逃げてきた26歳、孤独な男の独り言。

一匹狼少年の妄想。

どうも、孤独の人です。

 

 

「一匹狼少年」

青春時代の自分を表す言葉があるなら、これしかないだろう。

 

周りと群れる事のない一匹狼。

周りにも自分にも嘘をつく狼少年。

 

なんとも寂しく、虚しい性格。さらに質の悪い事に、そんな自分に酔い、周りの人間を見下しながら悦に浸る癖がある所だ。

物心ついてすぐ、自分は変わった人間だという事は何となく自覚していた。周りに比べて劣っているとも感じた。

運動神経はなく、頭も悪く、異性にもモテない。不思議な事にお笑いが好きでその方面では多少才能があるのか、人を笑わせる事が好きだし、得意であった。少なくとも中学までは。前述した内容の手前説得力はないが、当時はまだ明るく純粋で、どちらかと言えばクラスのお調子者、笑いの取れる人気者という立ち位置だった(これに関しては誓って嘘ではない)。勿論その当時からどうしようもない孤独感はあった。年を重ねる毎に、ソイツはどんどん俺の心の奥深くまで根付いていった。

 

それを忘れる為に人を笑わせた。その瞬間だけは純粋に人と繋がっているような気がして。その快感が忘れられなくて。それが自分にとって幸なのか不幸なのかは分からないが、才能があると何かを勘違いし、芸人を目指して独りで上京までした自分の行動力は褒めたい。

最も、その勘違いからは未だ覚める気配がないのだが。

 

その当時に比べ、今の自分は周りに比べれば思考が幼く純粋に見られがちだが、汚れて歪んでしまっている部分がかなり強くなった。だがそんな今でも昔から何一つ変わる事なく心の中に住み続ける想いがある。

 

それは主人公になること。人生において。全てにおいて。

具体的に言うと、人気者になりたい。才能が認められ、褒められたい。成功したい。幸福になりたい。

 

さらに具体的に言うと、芸人の道を閉ざした今でもお笑いを諦めきれない自分がいる。お笑い芸人じゃなくても良い。そっちの方面で成功し、名を上げたい。有名になり、俺のお笑い、俺のコントなどの作品が評価されたい。

 

俺を題材とした映画を作りたい。もしくは作られたい。もしくは特撮映画が撮りたい。勿論俺がヒーローで、しょうもない理由で悪をボッコボコにして悦に浸り、気に入らない奴もボッコボコにして財布から有り金全部とカードや身分証を奪って唾を吐き履けるクソ外道なヒーローなんて最高だ。

 

小説も書きたい。ラノベも好きで(とりわけハイファンタジー異世界転移・転生モノ)、夢の世界を題材にした長編大作を構想しているのだが、絶対に面白い自信があり、売った翌日に一生遊べるだけの印税が玄関に届けられるレベルだと自負している。どうやら俺の怠け癖が筆を持つ事を許してくれないみたいなので、完成どころかまだ執筆もしてないのだが。

 

あと女を抱きたい。26歳、童貞である。性欲を持て余し、某SODに自作のAVの脚本を送りつけたこともある(悪い女をセックスで懲らしめるダークヒーローモノ )。勿論不採用だ。悲しいね。

 

だがそんな事はどうでもいい。セックスである。したいのである。したいのでありまーす!

 

風俗に行けばいいだろと思ったそこの貴方。違う、そうじゃない。そうじゃないんだ。

金を払ってやるのは、まぁプロの方に致してもらいたくないと言えば嘘になるが、俺が求めるセックスというのはもっと違法性の高いモノだ。

なんというか、まぁそれこそAVみたいなもんだが、透明人間モノや時間停止モノなんかがそれに近い。

ある意味純粋なエロがそこにある。なにせただヤりたいだけの為に透明になったり時間を操ったりするのだ。そんな凄い能力があるならもっと人の役に立つ事だって沢山出来るのに、エロに全力を注ぐ情熱というのが素晴らしい。

 

 話を戻そう。女とヤりたい。女体を貪りたい。

そして女体の海で泳ぎたい。平泳ぎで。

なぜ平泳ぎなのかと言うと、女体の海を泳ぐ場合、これが最も理に適っているからである。

 泳ぎ方はクロール、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎの4種類が主流で、これらを4泳法と呼ぶ。

仮に25m×11m、水深1m以上のプールに満遍なく女体を敷き詰めるとしよう(一応公認の25mプールの大きさです)。

 

そこで女体の海を泳ぐ場合、クロールは速く泳げる分体全体を激しく動かすので、無駄に女体を傷つけてしまうだけでなく、1人の女体を楽しむ平均的な時間が短過ぎてしまうのだ。これはいけない。

女体が視界に入らない背泳ぎについてはもはや論外なので語らない。

 

 次にバタフライ。これは手の動きは問題ないがキックのやり方に難がある。というのも、バタフライの正しい泳ぎ方は一回の手の動きに対して二回のキックを挟むリズムなので、女体を無駄に傷つけてしまいがちなのだ。

 

そう考えると、消去法で平泳ぎに辿り着く。この泳ぎ方が女体の海を泳ぐ時、四つの中でもっと女体に優しく、かつ存分に楽しめる。但し、この泳ぎ方であっても当然キックの動きがある為、そこは多少気を使って優しめで動いてあげよう。

 

注意点として、女体の高さは50cm行かないくらいで良い。でないと下の女体が重さに耐えきれなかったり、窒息してしまう恐れがあるためだ。理想は床が見え隠れするかくらいが丁度良い。女体の顔もちゃんと上を向くか息が出来る状態に持っていくこと。
そして泳ぐスピードは遅め。速さを競う必要もないし、速さをあげて激しく動けば女体を傷つけてしまうからだ。ゆっくりじっくり、時間をかけて泳ぎながら女体を楽しむのがベスト。

 

随分長くなったが、そろそろここらでしようもない妄想の垂れ流しは辞めにしよう。ていうか虚しくなってきたので辞める。

 

大体何が女体の海だ。ねーよそんなもん!

 

 ホントしょうもない人間、俺。